「キャップメッセージ」
第2回目は、「幸せになるためには成長が必要である」についてです。
私たちは、皆幸せになるために生きています。
しかし、世の中には幸せな人と不幸せな人がいます。その違いは何なのでしょうか?
私は「幸せとは、考え方の違い」だと思っています。
幸せな人は、自分が持っているものを数えます。
例えば、「家がある」「仕事がある」「家族がいる」
不幸せな人は、自分が持ってないものを数えます。
例えば、「お金がない」「自信がない」「夢がない」
東日本大震災の時に、家と仕事と家族をなくした方が、
テレビニュースで語っていたこと。
「元の暮らしに戻りたい…無くして初めて気づいた、どれほど幸せだったのか」
わが社の社員の皆さんには、ぜひご自分が持っている大切なものを数えてほしいと願っています。
もう一つお伝えしたいことは「成長とは、全体性に向かう」ということです。
人はまず、自分と家族との幸せを目指します。
次に、友人との幸せ→職場の仲間との幸せ→地域との幸せ→日本人としての幸せ
→地球人としての幸せ
このようにどんどん全体性に向かう成長が、正しい成長です。
だから、最終的に私たちが目指すのは「世界平和」なのです。
かのマザーテレサは、ノーベル平和賞を受賞したときに記者から質問を受けました。
記者:「私たちは、世界平和のために何をすればよいのですか?」
マザー:「家に帰って、家族を愛してください。」
だから「世界平和」のために、まず自分の身近な世界の幸せを目指せばいいのです。
成長して共に幸せになりましょう!
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